こんにちは。応援する看護師のタニタクです。
昨今AIの発展は目覚ましく、アート、音楽、データ処理や囲碁将棋の対戦などさまざまな分野で活躍してきており、特に出来ないと言われていたクリエイティブな部分での活躍が目立ちます。
最近AIアートのミッドジャーニーを使用していますが、絵が上手に描けなかった自分にとっては強い味方を得た気分です。
今まで患者さんへの説明などでは文献などを使用していましたが、絵が描ければわかりやすい説明に繋がるなど、どう利用するかを考えればやれる事の幅が広がるなと思っています。
今年がある意味時代の変わり目になるのかもしれません。
自分も20年以上看護師をしてきましたが、いくつもの変わり目に遭遇した記憶があります。
例えば紙カルテ→電子カルテへの移動。
昔は ○○さん状態変化なし サイン などすべて手書き。
Drの指示を書いた手書きの処方箋を持って薬局に行く。
病状や経過、検査データなどもすべて本人用の紙カルテで管理していた時代がありました。
それが当たり前の時代に、電子カルテへの変更の通達があった際は、個人的には「便利良すぎ。」という印象でした。
操作も比較的簡単に覚える事が出来、もともと興味がある事には積極的にチャレンジする事もあり、電子カルテをかなり使いこなせるスタッフの一人になっていました。
しかし周囲を見ると、「わからないから使いにくい。」「紙のほうがいい。」など否定的な意見が多かった事を覚えています。
新しい物に向き合った時にどう捉えるか、利点をどう使いこなすかの視点が大事なんだなと思っていました。
そして学生時代は看護について調べる時も文献を探しに大きな本屋に行かないと行けなかったのですが、携帯電話一つで情報が探せる現在(真偽はありますが)はすごい変化したとも感じます。医学書や看護、介護の本を取り扱う本屋も増えていて、便利良くなったなと思っています。しかし、ChatGPT出現により、さらに便利に、もしかしたらGoogle検索も要らない時代が来るかも?と言われるような変化も見えてきています。
そんなAIが進化していく中で看護師としてどう生きるか?を考えると、
・相手への思いを大事にして行く
・相手に寄り添う看護を行う
・人のぬくもりや優しさを提供できる
事などがより大事になってくるのだと思います。
事務作業や記録などはAIには勝てないので、上手に利用しながら、そこに使用していた時間を患者さんと向き合う時間に使えればいいのだろうなと。
だからこそAIを上手に使いこなしていく共存の道を模索していくのがいいんだろうなと思ってます。
もっと便利になって患者さんのケアや一緒に過ごす時間が取れればいいなと思い、今後のAIの進化にも期待しています。
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