最近徐々に耳にするようになってきたNFT。
しかし、何となく知っているけれど具体的な中身まではわからない、という声も多く聞かれます。
そこで、今回はNFTの仕組みや特徴をお伝えできればと思います。
今猛威を奮っているChatGPT。
そんなChatGPTに、NFTについて聞いてみました。
ChatGPTについてはこちら
chat.openai.com
NFT(Non-Fungible Token)とは、ブロックチェーン技術を用いて作成される独自のトークンで、独自のデジタルアセットに対して所有権を証明するものです。単純に言えば、NFTは、ある特定のデジタルファイル(例えば、画像、動画、音楽、文章など)に対して、そのファイルが誰のものであるかを明確にするためのトークンです。このトークンは、ブロックチェーン上で一意に識別されるため、そのデジタルファイルのオリジナルの所有者を特定することができます。NFTは、オンライン上でのアートや音楽の販売、コレクション、ライセンス管理、そしてそれに伴う収益の分配など、様々な用途に使われています。
…よくわかりませんよね、横文字や専門用語を使うと途端にわかりにくくなります。
順を追って、一つずつ見ていきましょう。
ブロックチェーンとは?
参加者の中に不正を働く者や正常に動作しない者がいたとしても正しい取引ができ、改ざんが非常に困難で、停止しない、多数の参加者に同一のデータを分散保持させる仕組み
と言われています。
要はみんなでデータを管理、監視しようとするシステムです。
ブロックチェーンの特徴として、
・改ざんが非常に困難
・システムダウンが起きない
・取引の記録を消すことができない
・自律分散システム
があります。
今までの多くのシステムには中央となる管理者が存在していたが、ブロックチェーンは、全ての参加者が自律して取引履歴をコピーし続けています。これを自律分散型システムと言います。
この特徴を利用して、仮想通貨のやり取りやNFT販売に使用されており、今後はさまざまなもの(ライブチケット、宿泊券、家の権利書や飲食店の割引サービスなど)に使用できるのではないか?と言われています
トークンとは?
ブロックチェーン技術を利用して発行された仮想通貨などのデータをトークンと呼びます。
簡単に言えば、デジタルデータというイメージで良いと思います。
NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)とは?
FT(Fungible Token、代替性トークン)→誰にとっても同じ価値のもの(お金など)
NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)→個人により価値が変化するもの(コンサートのチケット、好きなスポーツ選手のサイン、絵画など)
NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)とは、ブロックチェーンを基盤にして作成された代替不可能なデジタルデータのこと。
価値が変化するものであり、その形は様々。デジタルアートやデジタルファッション、トレーディングカードやゲームのアイテムなど、さまざまなものがNFT化されています。
NFTの主な特徴
・唯一無二性がある
NFTは、例えば見た目はまったく同じデジタルアートでも、ブロックチェーンに記録されている識別情報がある為、見た目は同じアート作品でも、それぞれ違う物と識別されます。
また、NFTには、オリジナルとまったく同じものをコピーして作成することができないという特徴があります。
NFTでも、例えばNFTアートをパソコンのディスプレイに映してスクリーンショットを撮ることでコピーを作ることはできます。
しかしそのコピーにはブロックチェーンによる情報が存在せず、オリジナルとコピーの明確な判別が可能です。
・所有者などの記録の改ざんが困難である
NFTはブロックチェーンを基盤にしており、そこに作成者や所有者などの情報が記録されています。
もしブロックチェーン内の情報を改ざんようとしても、自律分散式のブロックチェーンでは、データの記録は複数のネットワークを構築するコンピューター端末による合意形成によっておこなわれている。
そのため、仮に悪意のあるユーザーが嘘のデータを記録しようとしても、1人では合意に至らないため改ざんは不可能と言われています。
このようなブロックチェーンが持つ高いセキュリティ技術によって、NFTは安全に管理されています。
NFTの活用事例
・NFTアート
NFT活用のもっともポピュラーな事例は、デジタルアートをNFT化したもの。
デジタルアート自体は従来から存在していて、コピーされると本物と区別がつかない状態になっていました。
しかしNFT化することによってそこに唯一無二性が生まれ、NFTアートもアナログなアート作品と同じように本物と偽物の区別がつくようになっています。
最近ではAIアートの売買なども行われています。
AIアートについてはこちら←リンク貼る
・NFTゲーム
NFTゲームとは、ブロックチェーンを基盤としてキャラクターやアイテムにNFTが用いられているゲームのことで、ブロックチェーンゲーム(BCG)とも呼ばれています。
・不動産NFT
ブロックチェーン技術でデータに唯一無二性を与えられて、なおかつ改ざんも防げるNFTは、不動産ビジネスとの親和性も高く、徐々に広がって来ています。
NFTが取引できるマーケットプレイス
NFTのマーケットプレイスは国内外に数多く存在しています。
その中から、代表的なNFTマーケットプレイスを2つ紹介。
・OpenSea
・Blur
OpenSeaについてはこちら
これらのマーケットプレイスで仮想通貨を利用してNFTを購入していきます。
お金(日本円)を仮想通貨(イーサリアム等)に交換。交換した仮想通貨をメタマスクなどに移し、買い物をしていきます。
メタマスクについてはこちら←リンク貼る
仮想通貨についてはこちら←リンク貼る
所有したデジタルデータはマーケットプレイスなどを通して販売も可能です。OpenSeaについてを参照←リンク貼る
NFTの仕組みや特徴のまとめ
・NFTとは、ブロックチェーンを基盤にした代替不可能なデジタルデータのこと。
・NFTは、NFTマーケットプレイスで取引されている
・一般的にNFTを取引するには、イーサリアムなどの仮想通貨が必要である
・所有したデジタルデータは販売も可能である
実際にNFTに触れていくと、人と人の繋がりが出来、それがコミュニティになり、価値を生んでいる姿を目にする機会が多く見られます。
今回NFTについて説明をしましたが、興味がある方は実際にNFTに触れてみてはいかがでしょうか。
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